TJ BRAND 試乗レポート

Snowboard

3/7、この日の万場の朝一は気温は少し低め、硬い雪の上に昨晩から湿気を含んだ5～10cmの雪が積もった状況。
パウダーにそこまで気持ち良さは期待できなくても、この時期では珍しく圧雪バーンのコーディロイは極上。

今回は今週末の試乗会でも登場するTJ BRANDを持って滑ってきました。

まずは前回試乗した時からかなりの好印象だったTJ BRANDの中でもNO.1の高次元の滑走性を誇るというGOLDEN BAT↓。

足元からテールにかけては独自のコアの組み合わせのせいか、しっかりとしたエッジグリップ力があって足元が安定し、きつい3Dスプーン形状のノーズはとても取り回しが良く、ターンの切り返しではとても反発が良いという印象でした。安定していて、程良い反発が圧雪バーンでも体全体を使って気持ち良くスノーサーフができるとてもいい板です。普段はGENTEMSTICKばかりを順番に乗っていたので他メーカーまではなかなか手が届かなかったというのが現状なのですが、期待以上に面白くて、実に１本ほしくなってしまいました。。

パウダーで加速するというテールのバレル↓も体感したかったのですが、底当たりする薄いパウダーでは加速はほとんど感じられず、でもその状況でテールに体重をかけた時にバレルの形状は少し感じることができました。深いパウダーでの加速感、是非感じてみたいです。

そうこうしているうちに、しんしんと積もる雪が降り始め、

２本目は来期マイナーチェンジしたDRAFT↓
ノーズ、テール両方が3D形状になっているのでパウダーでスイッチになっても安心して浮いてきてくれました。もともとディープパウダー向けの取り回しの良いビッグボードという位置付けだったのが、来期はウエスト部分に大きくトーションを持たせることにより圧雪バーンでのエッジ抜けを極端に軽減。確かに前回乗った時よりも圧雪でもかなり楽に乗れました。

この日は午前中だけで上がったのですが、みるみるうちに雪が積もっていっていたので、今週末はとてもいい状況になるでしょう。