SUPERFISHとエッジ調整

TTSS SUPERFISH 176。

見た目の迫力と、その乗り心地がとてもお気に入りで今年はよく乗っています。

長さ176cmでゲンテンスティック中今期最大幅、パウダーの浮力は強烈、乗り心地は船のタンカーを運転しているようなそんな感覚で、ゆっくりゆっくりと動き出し、気がつくと一瞬でトップスピードに入って、強烈な安定感で壁のトップまで楽に連れていってくれる、そんな板。短い板のように自由に楽に動かせれるわけではないのですが、板に自分の動きを合わせていってやると、大きい板ならではの迫力ある滑りができるのが魅力です。
長い板は大きなゲレンデじゃないと使えないと言う人は多いですが、そんなことはありません。確かに密なツリーなどでは長さを感じることはあるかもしれませんが、小さなゲレンデでも板の迫力は十分に感じれるはず。

そんな大迫力で面白いSUPERFISHですが、問題は長い板ならではのアイスバーン時でのエッジの余分な引っかかり。

これはエッジの角度調整(ビベリング)をすることで、余分な引っかかりだけを完全になくすことができます。

エッジの角度調整をすることでカービング時の切れ感、エッジグリップ力は落とさずに、余分な引っかかりだけをなくし、更には硬い壁や3D地形の中でも自由に板を動かせる、どんな雪の状況でもスノーサーフが楽しめる板に生まれ変わらせることができます。もともとゲンテンの船底のソール形状はそのままで、更にエッジの角度調整をすることで、硬いバーンでも引っかかりのない自由な乗り心地を求めたものです。

その部分部分でエッジ角度を絶妙に変え、ダリングも調整し、磨き、カービング時のエッジグリップを良く、無駄なく抵抗なく。

↓先日行ってきた鳥取県奥大山スキー場。

ゲレンデの上から下までずっと壁が続くコース。パウダーの日はもちろん最高ですが、この日はカチカチのアイスバーンから午後にちょっと緩んだ感じでした。
その中でもエッジ調整をしたことで、壁に登ってからも自由に板を動かせることができ、板の特性はそのままでひっかかりがなく長さを感じさせない自由な乗り心地を楽しめました。

これからは、ご要望にもお答えしまして、店頭でもフルエッジチューンを受付開始致します。

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