フィールドアースは、革新的で機能的な3Dソールや3Dコア、2.5Dソール、高難易度のプレプレグカーボンなどの採用など高次元で計算された車でいうドイツ車のような工業製品的美しさを持つボード。
フィールドアースの核である開発者本村勝伯氏とプロスノーボーダー植村能成UE氏とがタッグを組んだ素晴らしいブランドです。
純粋なスノーボードを追求した最先端のかたちがフィールドアース。
そんな FIELDEARTH 2023-2024 の試乗展示会に旭川へ行ってきました。
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低価格帯クルーザーシリーズ
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1からデザインされたスプリットボード
試乗では
まずは2.5Dソールの中心的モデル
L(エル)160↓
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ソールは2.5Dながら、トップデッキはキャップ構造のような3Dデッキ。
軽快で、TTにキャンバーを付けたらこうなるのではと想像させられるボードです。
長年ゲンテンに乗っていて、そろそろ他の板にも興味がという方にもオススメです。
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次の試乗は、今期特に問い合わせが多かったクルーザーラインのQ158↓
こちらはクルーザーラインの中では若干柔らかめのフレックスで特に扱いが楽なのが特徴。
ほどよく捻れ、2.5Dソールでスムーズにエッジが入ってくれます。
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クルーザーラインの中では
Cシリーズがスピードに強く縦に落としていくような板、
Qシリーズは取り回しが良く扱いやすく、
Gシリーズは横に引っ張りやすい板となります。
Gシリーズは少しレングスを長めに乗っていただくのもオススメ(写真はG164)で、ゲンテンのようにカービングで横に引っ張りやすい板になります。
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次の試乗の
TENTACLEシリーズ↓はフィールドアースの中でも板全体が柔らかめで特に軽い操作性を重視しています。3Dコア(コアの向きが垂直方向 の1方向だけでなく360°あらゆる方向に木目が向いたコア同士を組み合わせた独自の製法)を駆使し、板のフレックスやトーションがコントロールされています。
LTA6 158↓は特に軽い操作性で遊べる楽しい板。
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形状が特殊なSVO REGULAR 157↓は
トゥサイドとヒールサイドのターンが均等に描けるように左右異なるサイドカーブを持ったレギュラースタンス専用機。(グーフィースタンス用もあります)
オートマチックな感覚のターンはとても印象的。操作もとても楽なのでレングスが長くても女性でも扱いやすい板となっています。
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KB152↓はソールの凹みによりテール側のエッジのかかりが良い、ライダーにも人気のモデル。
テールが短いわりに走破性が良い面白い板です。
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来期からの新型機CV163↓はテーパーの効いたしっかりめの攻めれる板。
サイドカーブは2段階で、入りはスムーズで後半でよく曲がりよくエッジが噛む印象。テールもあるのでオーリーもしやすいです。
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今回の試乗の最後は本命X1↓
板の細さと3Dソール形状、特殊な形ですが、
スピードガンガン、弾丸ロケットのようにありえない動きで突き進んでくれる板。来期の色もかっこいいです。
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今回の試乗会ではUE氏↓も一緒に滑っていただき、ARTRIDEに乗った名人の動きを目の当たりにすることができ、貴重な時間を過ごすことができました。UE氏の存在でフィールドアースが更に魅力的なブランドになったことは確かです。
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今回のトリップに同行してくれた2人(金沢A-BRANCH要チェック)はすぐさまL160を購入していました。
フィールドアースは北海道立のまさにラボ(研究所)内に構えられた唯一無二な誇り高きスノーボードブランドです。
余談となりますが、旭川にはたくさんのローカルスキー場↓が点在し、リフト代が良心的、外国人も少ないという、最高な場所のひとつです。機会あれば是非行ってみてください。
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