初期プレチューン

スノーボードの板をお買い上げいただいてから、お渡しするまで。実はその作業もいろいろと大変です。

まずは、新品の板のエッジ周辺に強烈にこびり付いた防錆剤を取っていきます↓
市販の防錆剤は滑っていたら取れてしまう物がほとんどですが、新品の板の防錆剤は湿気の多い所で長年放置していても絶対にエッジが錆びないように強烈にエッジをコーティングしています。
放っておいても取れないものも多く、そのまま放っておくと、かなりの抵抗になってしまいます。
このコーティングを取るのは実は結構大変な作業で、サンドペーパーで少し荒目のものからゆっくりと剥がしていき、最後には目の細かいものでピカピカになるまで研磨し仕上げます↓

そしてノーズテールのダリング↓
通常はノーズテールのみのダリングになりますが、ご希望に添って少し内側までダリングをしたりビベリングで角度付けをすれば取り回しがとても良くなります。

そして表面を薄くハンドサンディング。ソールの表面を整えワックスの浸透を良くする為の下ごしらえです。

そしてワクシング↓ JAUではKASHIWAXのKWX-1のとても柔らかく、ソールの奥まで浸透しやすいワックスをかけさせていただいています。

この状態までの作業をすべて終えてからお客様のもとへお届けお渡ししています。

後は、ご自分のベースワックスを数回入れ込んでもらったり滑走ワックスを入れてもらったりして、滑走していただくという感じです。

とうとうシーズンも始まりました。

ワックスや板のことでご質問ご希望等ございましたら何でもお問い合わせ下さい~☆