新品のスノーボードのエッジは通常、錆び防止の為に、コーティングされています。
そのまま滑っていれば取れているよと言う人は多いのですが、実はメーカーによっては全然取れていないことも多いのです。
コーティングが付いた状態のサイドエッジ↓
耐水ペーパーでコーティングを剥がし磨いた後のサイドエッジ↓(以外と大変で緻密な作業です)
磨く前と後では見た目の輝きも全然違います。
手で触ると磨く前はざらざらしていてとても抵抗がありますが、磨いた後はスーッと滑る感じです。
特にGENTEMSTICKの板はサイドウォール側のコーティングが激しくこびりついていることが多いので特にエッジの研磨は重要です。
スノーボードは滑らせてなんぼ、磨くのと磨かないのとの違いはお分かりでしょうか。
最近はサイド面の滑り具合も重要視されKASHIWAXからサイド用のワックスも発売になるほどです。
JAUからお出ししているスノーボードの板はすべて手作業でこのエッジ研磨をし、ノーズテールのダリング、ベースワックスをかけた状態まで、１本１時間以上の作業を経て、お客様にお渡ししています。
作業に少し時間がかかってしまうので、ご注文後や入荷後の混み具合によってすぐにお渡しできない場合もあるかもしれませんが、是非ご理解ご了承のほどよろしくお願い致します。
