北海道旭川 FIELD EARTHというブランド

先日、北海道旭川を拠点とするFIELD EARTHを訪問してきました。
FIELD EARTHを主催するのは本村勝伯氏。20年以上前にハーフパイプで約6年間BURTONのトッププロとして植村能成(UE)氏らとともに活躍し、当時では少数だったバックカントリーにも目覚め、その時に自身が使う道具として独自に開発していったのが、FIELD EARTH。

FIELD EARTH (フィールドアース) 17-18
ご存知GENTEMSTICKはサーファーでもある玉井太朗氏が雪上でサーフィンをイメージして開発したのに対し、FIELD EARTH本村氏は100%スノーボーダー目線。ゲンテンはサーフボードに乗るように前後に大きく体重移動して乗るのに対し、FIELD EARTHは基本前乗りでアイスバーンでもパウダーでも乗る位置を変える必要がなく、パウダーではテールが沈まずにスピードが落ちない仕組み。早いです。
fieldearth (フィールドアース)
本村氏が開発する3Dソールはノーズだけでなく板全体に及び、雪の流れをソール形状で3次元的に操作しています。
特にノーズから前足下の強烈な3D形状の独特の乗り心地が体験できます。
fieldearth (フィールドアース) X1
FIELD EARTHの初号機、X1↑↓はスピードに強く、安定感も抜群。
ズドンと行けていまう、不思議で爽快な乗り心地です。
fieldearth (フィールドアース) X1
FIELD EARTHの2番機、X2↓は太く浮力のある板。サイドカーブが後ろよりに強くつけられ、後ろ足に乗ると小回りを効かせることができる形状。
fieldearth (フィールドアース) X2
幅広のビッグノーズは旭川特有の軽雪パウダーでの浮力も抜群でした。
fieldearth (フィールドアース) X2
FIELD EARTHは、ソール素材に他メーカーではありえないようなカーボン含有量を誇っていたり、他メーカーでは技術的な問題から使用がとても難しい超軽量なドライカーボンを使用したりと、正に天才本村氏が極めるジャパンブランド。
fieldearth 17-18
計算されつくされた工業製品的美しさのあるボードです。
fieldearth(フィールドアース)17-18
気になる方は是非JAUまでお問合せ下さい。