GENTEMSTICKの気になる新機種２型、アレックスヨーダープロモデルXYと、CHASERハイパフォーマンス、試乗してきました。
まずはみなさんも一番気になるALEX YORDERプロモデルXY。
もちろん、アレックスヨーダーの滑りに特化し出来上がった板なのですが、簡単に言えばSTINGRAYを大きくしたような、でもまたちょっと違う板。
同じくらいのサイズのGIANT MANTARAYよりもかなり安定感があり、更にラウンドテールでどんな地形でもどんな場面でもとてもオーリーがしやすいモデル。飛びも大好きなアレックスヨーダーらしい、身長180cm以上、足の大きい外国人の体型にも合わせた板。推奨スタンスは56cm、最小で48cmから乗れるのですが、48cmで乗る場合は安定感のある大きな板という感じの乗り心地になると思います。
ちなみに私は身長176cm、足のサイズ27cmで、少し広めの54〜56cmくらいで乗るのがとても調子良かったです。
少し幅のあるウエストは、思いっきり倒し込んでカービングができるだけでなく、地形を使ったジャンプの飛び出しも着地もとても安定してくれました。
綺麗な染めのような写真のデザインと、ジャンプの感覚とで、昔に乗っていたSOBUTの感覚がよみがえり、テンション上がって、普段と違う動きなんかも。正直ほしくなっちゃいました。。
ちなみにキャンバーはショートキャンバーに近いアクセルキャンバーで、硬い雪でもとても安定感のある仕様。荒れたパウダーなんかもかなり調子良さそうです。
そしてもう一つの注目株、いい意味で予想外だったTHE CHASER HIGH PERFORMANCE↓
もともとのCHASERよりも全体的に約1cmほど細くなり、特にテールの細さとしなやかさが合わさって、、とんでもなくキレキレに。CHASERとはまた全くの別もの。
今回は硬めの締まった圧雪での試乗だったのですが、DVD「RIDERS LINE」内で佐藤慎二さんが言っていた横に引っ張るカービングをした時に、ハイスピードでまだまだまだまだと斜面の真横方向にどんどん切れ上がっていくようなカービングがいとも簡単に出来てしまうのです。ターンの後半でテールを使って切れ上がり、そのままテールで切り返すだけ。ノーズは大きいけれど全然気にならないし、パウダーでもしっかり浮いてくれそうです。
衝撃の乗り心地だったので、太朗さんに伝えると「そうそう、あれはいい感じに仕上がったんだよね〜」っとかなり満足気。オススメです。
XYはジャンプしたい、走破力がほしい、少し大柄な人か、安定感を求める人に。CHASER HIGH PERFORMANCEはキレキレのターンで感動したい人に。
是非。
